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今年もこの季節がやってきた。
神戸という街は洒落た造りの新しい建物やカフェがたくさんあり、一方で明治時代から続く古いレトロな建物もその街並みに不思議と違和感なく存在する他にない魅力溢れる街。

少し山手へ行くと綺麗な夜景も見え関西に住む女の子にとっては憧れの街、そして高校生までの私にはお決まりのデートコースでもあった。今では誰と行ったのか、どんな車で夜景を見に行ったのかもう定かではなくなったが、街並みの美しさと洒落た店と寒さに震えながら見た言葉も出ない素晴らしい夜景は引き出しを開けるとリアルに思い出せる。

そんな美しい街から灯りが消えた日。
たくさんの尊い命が消え、街は無残な姿になり、あの神戸は永遠に失ったと誰もが思ったであろうし、復興し元のように戻るまで何年もかかるのだろうと思っていた。

だけど同じ年の12月、神戸はこの光の祭典を催した。
まだ街のあちらこちらにブルーシートが掛けられ、かつて建物が建っていた場所は空き地となっていて完全復興には程遠い状態で。

灯りの消えた街に眩しいばかりの光が灯ったこのイベントを最初に目にした時、涙が止まらなかった。犠牲となった多くの方への鎮魂と街の復興を願い、短期間でここまで再生をしようと努力された神戸の街に勇気をもらい、生きているからこそ出来ること、やらねばならないことをしようと誓い、そして自分がここに立ってこの光の祭典を見られることに感謝した。

それから毎年この季節には必ず足を運ぶ。
あれから13回目の今年、街はかつてなかったビルが建ち並び、一見綺麗に復興・再生を遂げた新しい神戸の姿を私に見せてくれている。

だけど、まだ被災から完全に立ち直れていない方たちもたくさんいるのを忘れてはならないし、
あの時誓った「生きている自分に今出来ることを私はやっているだろうか」と自分に問いかける時間をくれる素晴らしい祭典がいつまでも続く事を願っている。

多くの犠牲者が安らかに眠ってくれるよう祈りながら、光の洪水を浴びてきました。
会場内は、ある年はレクイエムのような、ある年は賛美歌のような、またパイプオルガンの音色だったりと心癒される静かな音楽が流れ厳粛な気持ちになります。

正面入り口アーチが24基真ん中から出口を望む





真ん中から振り返って通り抜けて出口から




広場に立つ円形その中にあるドーム







最後に来年も出会えますようにと募金をしてベルを鳴らしてきました。
今年も素晴らしい夜に出会えた事に感謝。ありがとう。大好き街、神戸。
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2007.12.15 
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